ゲイアナです。
今回のネタはこちら。
アマゾン、職場の嫌がらせでトランスジェンダー女性と夫が提訴
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170810-00000072-reut-bus_all
要約すると、アメリカアマゾンに勤務しているトランスジェンダーが会社で不当な対応を受けて夫と会社を訴え裁判を起こしているという記事
この記事を読んで私が一番伝えたいのは、記事の最後にある文章です。
“アマゾンはLGBT(性的少数者)の権利を支持する方針を示していただけに、この問題は衝撃的だとしている。”
個人的には全く衝撃的ではないです。
日本の会社も同じことが起こる可能性がとても高いと感じています。
日本ではダイバーシティの一環としてLGBTに対しての理解を深めようという風潮がありそれはそれでとても素晴らしいことです。
しかし、LGBTに関する対応に関して行政や各団体が表彰をするなど、ポイントを競うような形が先行してしまっていることに問題があると感じています。
とりあえず、同性パートナーシップ制度にも婚姻と同じ対応をしておけばよい。とりあえずLGBTにも対応したトイレを作っておけばいい。形だけでもLGBTに関する研修をしておけばよい。そういった考えが、この記事のような事件を起こしてしまうのだと思います。
人間が人間である限り「いじめ」というものはなくならないと思います。
これはどうしようもないことですし、実際人間以外の動物でもいじめに似た現象は発生していることを考えると、本能的にどうしようもない衝動なのでしょう。
そのいじめの対象となるのは、普通とは違う人なのではないでしょうか?
何かが著しく劣っているまたは優れている。目立っている・目立たない。体が小さいなどなど、世間一般から外れてしまっている人=マイノリティの人がいじめの対象になることが少なくないと思います。
これはやはりLGBTにも入れることではないでしょうか?
そう考えたときに、会社ではカミングアウトを推奨しており、理解もあるという姿勢を見せていても、実際の職場では全く理解を得られていないという現象は往々にしてあり得ます。
しかも今回の案件はいじめもエスカレートして、命に係わるリスクがある嫌がらせを受けてしまった可能性があるということで、性別の問題だけでなく社内のいじめに関する問題も発覚してしまった内容です。
会社のLGBT対応の在り方が問われる事件なのではないかと思います。
全く関係ないかもしれませんが、この記事の「トランスジェンダーの女性」という表現をしていますが、これって正しいんですかね?
夫がいることからも戸籍上女性なのかもしれませんが、同性婚も認められていることを考えると、そもそも「夫妻」という言葉も正しいのかどうかも分からなくなってきますね。。。
以上 ゲイアナがお送りいたしました。
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