「LGBT用トイレ」は的外れ、トランスジェンダーが困らない職場環境整備の本質を解説

投稿日:2017年7月14日


ゲイアナです。

 

今回のネタはこちら。

 

「LGBT用トイレ」は的外れ、トランスジェンダーが困らない職場環境整備の本質を解説

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170803-00033843-biz_plus-bus_all&p=1

 

要約すると、LGBT対策としてトイレに関して企業が施策を検討しているが、LGBTに共通する施策と、トランスジェンダーに特化した施策は別で考えないといけない。LGBTようにトイレを作ることは逆に当事者を混乱させてしまうという記事

 

企業のトイレ問題に関する記事は最近とても多いです。

その中でも、この記事を書いた方は本質に近いところにいると個人的に感じています。

 

私はLGBTの中のGにあたる当事者ですが、正直トイレで困ったことは一度もありません。普通に男性用トイレを使うからです。

この記事にあるように、トイレに関する施策はLGBT対応ではなくT(トランスジェンダー)に特化した対応と言ってしまっても過言ではないと思います。

 

実際ゲイの人でも見た目が中性的で、一見して女性に見える男性もいます。

そういう人はトイレだけじゃなく、銭湯などでも奇異の目で見られるようです。

最近、知人のトランスジェンダーの方が、性転換手術を終えて戸籍上も女性になりましたが、身長が180cm以上あるうえにヒールをはいているのでさらに大きいです。

その状況で女子トイレに行くと、やはり奇異の目で見られるそうです。

 

この記事にもある通り、ハード面にいくら施策を打っても、ソフト面である人々の考え方が変わらないと大きな変化は得られませんね。

 

私個人としては、誰でもトイレというのはよくないと思っています。

誰でも使えるということは、本当に誰でも使えるからです。

多目的トイレを誰でもトイレ化した場合は大体コンセントがトイレ内にあるのです。そのコンセントを使ってスマホを充電して長居している人や、トイレの中で食事をしている人などが実際にいるのです。

 

誰でもトイレという表現は、そういう人達が使うことも正当化してしまうリスクをはらんでいることをもっと考えてほしいと思っています。

 

本当にそのトイレを使いたい人は誰なのか?

誰がそのトイレを使いたいと訴えているのか?

 

どんな施策も、利用者のニーズに合っていないものなのであれば本当に意味のないことになってしまうのではないかと思います。

 

以上 ゲイアナがお送りいたしました。

 

この記事を書いた人

ゲイアナ
今話題のニュースをゲイ目線の切り口でお送り致します。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でCOLORUS FUNをフォローしよう!