ゲイアナです。
今回のネタはこちら。
ゲイ・バイ男性の14%が自殺未遂を経験。LGBTへの無理解や差別が残した深い傷
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170503-00010002-bfj-soci&p=1
要約すると、セクシャルマイノリティの人は自殺未遂経験者が多い。
それはLGBTへの理解不足から産んだ生きにくい世の中だったり、理解不足による差別が生んでいるものだと。
世の中の理解が必要だという記事。
こういう記事を見るといつも思いますが、アンケートをとった相手はいったい誰なんでしょうか?
この記事の冒頭に「男女2000人を対象に実施した街頭調査」とあり、マジョリティの人たちに対してマイノリティの人たちの自殺未遂率が5.9倍になると書いてありますが、そもそも2000人の内セクシャルマイノリティの人は何人いたのでしょうか?
記事の題名であるゲイ・バイの男性の自殺未遂経験者が14%だとすると、10人集まったら1人~2人の割合で自殺未遂経験者ということになる。当事者である私から言わせてもらえば、友人のマイノリティを50人集めても自殺未遂経験者はいないと断言できます。
もちろん世代や環境によって違うと思いますが、私たちが生きてきた世の中は、今よりもっともっと無理解な人たちであふれていました。
そう考えた場合に、差別をしてしまっている人たちはもちろん問題ですが、当事者帯の心の問題も大きいのではないかと思ってしまいます。
LGBTを理由にいじめにあった割合にも言及していますが、私たちが幼少期にも日常的に行われていたものであって、いじめというよりもコミュニケーションの一つと思えるような内容でした。今の時代はインターネットの普及などもあり、昔よりも陰険ないじめが横行しているのだとは思いますが、どうしてその時代の人たちはその状況に順応していたのに、今の人たちは順応できないのか?そこにもっと焦点を向けるべきなのではないかと思ってしまいます。
ただ、教育現場にLGBTの知識が足りないという事実はもっともだと思います。
男らしさ女らしさが横行している世の中にどっぷりとつかってしまっている「大人」の考えを後天的に変えるのはとても難しいです。
なので、「子供」の時から教育の中でセクシャルマイノリティについて正しい知識を得ることで、その子供が大人になったときには、差別はなくなっていくのではないかと思います。差別のない親の子供はまた差別がなく・・・世代をつないで行って欲しいですね。
以上 ゲイアナがお送りいたしました。
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