ゲイアナです。
今回のネタはこちら。
嫌われると「6兆円消費」を一気に失う!? LGBT層に企業はどう向き合うべきかhttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170504-00009584-jprime-soci&p=3
要約すると、セクシャルマイノリティの市場価値は6兆円と言われているが、それは本当なのだろうか。企業はそこにどう向き合うべきなのかということを独自の目線で考えている記事。
この記事を読んで感じたことは、なかなか良い視点だということでした。
記事の後半にこんな言葉があります。
LGBTマーケティングの要諦とは突き詰めれば、「LGBT層を狙え」ではなくて「LGBTから嫌われない」、つまりは「顧客にLGBTもいるかもしれないので、そういった人たちに自然な配慮しておく」ことに尽きる。
そうなのです。LGBT層をもろに狙ったものは、意外と成果を上げません。
それは、やはりばれたくないと思う当事者が多いこと。LGBTに人権をと言っている人は実際の当事者のごく一部だということなのです。
そもそも、LGBTの人たちがみんな高収入かと言われればまったくそんなことはありません。一人でも不自由なく生きていくことを想定している為、未来のことを考えて高学歴を望み、高収入な企業に勤めている人は少なくないと思いますが、誰もがそうというわけではなりません。
では、なぜLGBT市場は大きく見られがちなのかと言えば、自分に使うお金という意味では、マジョリティの方々と比べると雲泥の差が出てくるからでしょう。
セクシャルマイノリティの当事者は老後も一人であることを想定していますので、コツコツと貯蓄をしている人も多いですが、それはマジョリティの方々でも一緒ですよね?
マイノリティの人たちが圧倒的に違うのは、配偶者や子供にかかるお金がなく、その分を自分に使えるということではないでしょうか?
子供1人を成人させるまでにかかる費用は数千万と言われています。
更に、結婚などのイベントを考えると、普通の家庭を持っている人たちが自分以外にかけるお金は計り知れません。
サラリーマンのお小遣いのような話をよくテレビなどで見ますが、1万円程度などという人はざらですよね?それ以外のお金は、自分以外のものに使われるのです。
更に、高収入同士の男性カップルが同居したことを考えたら世帯収入がダンチですね。
とどのつまり、セクシャルマイノリティの人たちは、自分の為に使えるお金がマジョリティの人たちと比べて余裕があるので、消費意欲が高いということだと思うのです。
それがLGBT市場は莫大な金額という話につながってしまっているのです。
ただ、LGBTのほとんどがカミングアウトをしていない日本で、LGBTを前面に出した商品やサービスを受けいられらるかと言われればやはり難しいでしょう。
ということで、この記事にあった「LGBTに”自然”に配慮した」商品やサービスだけでなく、そういった企業イメージが大切になってくるということですね。
大切なのは“自然に”ということです。
何も考えずに配慮できる世の中になるといいですね。
以上 ゲイアナがお送りいたしました。
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