LGBTやその他のセクシャルマイノリティ

日本で浸透しつつあるLGBTという言葉

LGBTとは｢レズビアン｣・｢ゲイ｣・｢バイセクシャル｣・｢トランスセクシャル｣の頭文字を並べたもので、それぞれ｢女性同性愛者｣・｢男性同性愛者｣・｢両性愛者｣・｢性自認が現在の性と違う人｣を表し、それ以外のセクシャルマイノリティの人は基本的には含まれません。

セクシャルマイノリティとは、セクマイと略称されることもありますが、性的少数者を表し、性のあり方が多数派とは違う人を指します。

近年ではLGBT以外のセクシャルマイノリティも含めた言葉が提唱されていますが、日本ではもちろん英語圏でもまだ定着するには至っていません。

このLGBTに含まれないセクシャルマイノリティのひとつに｢アセクシャル｣というものがあります。｢Aセク｣や｢アセク｣と略称されることもありますが、日本語では｢無性愛者｣といいます。

まだまだ新しい概念で周辺領域とあわせても十分な知見が得られているとは言えませんが、概ね｢同性であれ異性であれ他者に対して恋愛感情や性的欲求を抱かない人｣とされます。

セックスに対する欲求が薄いという意味で使われる、いわゆる草食系という言葉と同一視されることもありますが、それらは違うものです。

海外では｢他者に対して恋愛感情は抱くが性的欲求は抱かない｣という場合と｢他者に対して恋愛感情も性的欲求も抱かない｣という場合では違う言葉を用いることがあり、前者を特に｢アロマンティック・アセクシャル｣と言いますが、日本でアセクシャルと言う場合は主に前者を指します。

また、デミセクシャルやグレーセクシャルなどの周辺領域とあわせて、日本ではまだまだ認知度が低く日本社会においての研究が不足していることが指摘されています。

カラーズ編集部

Colorus Fun[カラーズファン]の記事編集部です。
lgbtに関するニュースや調査など、funなネタをお伝えしていきます。

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