ゲイアナです。
今回のネタはこちら。
新入社員がLGBTだったら会社はどうする?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170708-00010015-agora-soci&p=1
要約すると、LGBTのビジネスパーソンをどう受け入れて組織作りをしていくのかを考えるセミナーに参加した方が、それを受けてどう思ったという記事
記事を書いた人に大変失礼ですが、「今更こんな内容が記事になるのか?」とLGBT有識者から見たら思う内容です。
ただ、これが世間一般のレベルなのかな?と正直に思ったので取り上げてみました。
ニュースサイトで「LGBT」と調べると、数えきれないほどの記事が出てくる現在において、世間一般のLGBTに関する知識は、まったく増えていないと感じています。
この記事を書いている人と同じように「表層的な知識」を得ることで「知ったつもり」になっている人がほとんどでしょう。
LGBTは7.6%という数字は電通が調べた最近ではよく使われる数字です。
もちろん潜在的なLGBTまたは、LGBT以外のセクシャルマイノリティの人もたくさんいますので、実際のセクシャルマイノリティの数は、最低でも7.6%以上はいるということになります。
そういう「数字」と「状況」は理解しているのに、自分の周りにセクシャルマイノリティがいるかどうかという質問で挙手する人は数少ない・・・・つまりそんな人は自分の周りには居ないと思っている人が大半なのです。
企業がどんなに制度を整え、設備を整え、セミナーを開催しようと、結局は個人個人がどう考えるかになってしまうのです。
現状では、理解のある上司や職場に当たるかどうかということになってしまうのが現実ではないかと思います。
困ったときに相談する相手がいることは大切だとありますが、その通りです。
それは会社の中でなくてもよいと思います。そうやって心のバランスをとれることが、今の世の中で生きていく上で必要になってくるんだと思います。
そもそも「新入社員がLGBTだったら会社はどうする?」
と、特別視してしまう状況がすでにナンセンスなんです。
こういった特別視する傾向がなくなるくらいに、個人個人に浸透していければいいなと思います。
以上 ゲイアナがお送りいたしました。
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