「オールジェンダートイレ」日本ではどうなる

投稿日:2017年7月4日


ゲイアナです。

 

今回のネタはこちら。

 

「オールジェンダートイレ」とは本当に異質な存在なのか? アメリカを二分する論争、日本ではどうなる

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170713-00052253-gendaibiz-int&p=1

 

要約すると、アメリカですでに採用され始めている「オールジェンダートイレ」に関して、日本で展開した場合にどういった現象が起きるのかを個人的な見解から書いている記事

 

「オールジェンダートイレ」いわゆる誰でもトイレは、以前にも一度話題に取り上げましたが、最近ではどんどん広がっているようで、私の近くでも「ジェンダーレストイレ」を設置する動きが活発になっている。

 

私の完全なる個人的な意見になりますが、現在の日本企業の考えるジェンダーレストイレ(誰でもトイレ)は確実に異質なものになると思います。

 

それはこの記事にある、男女のトイレの区別をなくそう!としているのではなく、誰でも使っていいトイレを別途作ろうという考えが基本だからです。

たとえば、多目的トイレを誰でもトイレとして表示を変えて使おうというのその最たるものですね。

この設置方法では、物理的に多目的トイレしか使えない利用者への影響を考えていない動きになってしまうので私は大反対です。

 

そもそも「障害者用トイレ」という言い方に問題があり「多目的トイレ」という呼び名が主流になっている昨今ですが、それをさらに「誰でもトイレ」に変える??

何用?誰用のトイレなの??LGBTも障害をお持ちの方と同じくくりなんですか?

なんだか、もうさっぱり意味が解りません。

 

この記事にある、男性と女性兼用のトイレというと、なんだかしっくりきます。

確かにあまり広くない居酒屋などの飲食店では、兼用トイレをたまに見かけます。

でも、女性が出てきた後にすぐ入ったり、自分が出た後に女性が入ってくるとちょっとドキッとしちゃいますよね。

 

LGBTの当事者である私でもそう思うのですから、異性愛者の方はもっと思うのではないでしょうか?ここら辺が頭では分かっていても心がついて行っていない男女区別の考えなんでしょうか?

 

ちょっと話がそれてしまいました。

この記事、とても良いことが書いてありました。

女性はトイレに溜まります。

「そんなことない」という女性もいるでしょうが、男性がトイレの洗面台に長い時間居ることはほとんどありません。(髪型などを異常に気にするナル系の人は別)

男女兼用にすることで、この女性の非効率行動(企業的に)の解消には役に立つかもしれません。(その分ストレスが溜まって生産性が下がるかもしれませんがw)

更に、観光地や高速度悪露のSA,PAでよく見かける女子トイレの大行列が少しは解消されるかもしれません。

 

ただ、男性である自分にとっては、こういったところで行列に並ばなければいけない可能性があるのには少なからず抵抗があるので、小便器は残して欲しいと思いますが。

 

と、こんなことを言っていますが、実際問題日本の法律では男女兼用のトイレを乱立するのは難しいのです。

建築法や消防法を考えると、セキュリティがしっかりした個室をたくさん作るのは非効率ですが、盗撮などのリスクを考えると、海外のような足元も天井もまる空きの扉ではさすがに抵抗があります。

 

さらに、オフィスビルや商業ビルでは、在館人数に合わせて小便器と大便器を決まった数以上設置しなければいけません。

全てを個室化するには、その法律から変えないといけなくなります。

 

しかし、この記事のように、トイレを作ること・作る意味に着目するというよりは、作ったことによる影響(良くも悪くも)を考えるきっかけになっているのは良いことなのかなぁと思います。

 

全ての人がhappyに・・・・なるのは難しいかもしれませんが、一人でも多くの人が幸せになれるような方向に進めばいいですね。

 

以上 ゲイアナがお送りいたしました。

 

この記事を書いた人

ゲイアナ
今話題のニュースをゲイ目線の切り口でお送り致します。

 

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