ちわ
Oracatだぜぇ
先月発生した保毛尾田保毛男騒動について、語らないわけにはいかないわぁ。
だって、私ホモだものw
※ホモという言葉は性的少数者に対する侮蔑的な発言ととられることがあります。
ことの発端は9月28日に放送されたとんねるずのみなさんのおかげでした30周年記念放送で、保毛尾田保毛男に扮した石橋貴明さんが画面に現れたこと。
しかも、その番組の中で
「お前ら外国行ったら死刑だぞ」
「小学校の時こういう親父が公園で待ってた」
「ホモなんでしょ?」
「ホモじゃないの、あくまでも噂なの」
こんなやり取りがあったことなのよね。
それに対して、勝手に騒いでる人たちがいて、それを気にしたフジテレビがとりあえず謝罪したんだけど、それでも騒ぎが収まらないから、さらに謝罪をするというなんだか、あたしからみたら、滑稽なやり取りを繰り返してて、バカみたいと思ったわw
そもそも、目くじら立てて怒ってるのって誰なの?
少なくてもあたしの周りにはいないんですけど??
あたし個人の意見を言わせてもらえば、今のご時世でいけなかったなと思うのは「ホモ」という単語を発したことくらいよ。
「ホモ」という言葉は、世間的にも同性愛者を侮蔑する言葉として認知されているから、世間一般の人が見ているテレビで使っていい言葉ではないのよね。
※当事者間で使われる分には良いとされるという意見もある。
フジテレビはLGBTに理解があることを表明している企業だから、そういう意味では配慮が足りなかったのは事実。その部分は、文句言われてもしかたないわよ。
でも、名前に「ホモ」が入っていることを問題視している人もいるけど、世の中に「ほも」とつく名前が本当にないと思ってるのかしら?そんな固有名詞(今回の場合はキャラクターだけど)に対して問題視するなんて、それこそ人権侵害なのでは?とおもっちゃうわ。
昔、保毛尾田保毛男がテレビに出てきたことでいじめにあった記憶がよみがえったなんてツイッターでつぶやいてる人もいるけど、だったら、デブやブスを笑いものにしているテレビはどうなの?
そうやっていじめられてた人たちも、それを見て笑って、学校でそういう人たちに対してその言葉をつかったんじゃないの?
自分だけが被害者だと思う考え方がもうほんとに気持ち悪い。
もっと気持ち悪いのは、当事者ではない人が当事者の気持ちになって文句を言っているだろうと思われる書き込みが散見されること。
そういう人たちって、勝手にセクシャルマイノリティの人たちを守っている。自分は正義だと思って優越感に浸ってるのよね。
セクシャルマイノリティは自分より弱い存在だから守ってあげなきゃなんて勝手に思い込んで、自分は良いことしたとでも思ってるのかしら。
ナニサマナノヨ!!
そういうのって、理解してるのではなくてむしろ馬鹿にしてるんじゃないかと思うわ。
あたしは保毛尾田保毛男をリアルタイムで見ていた世代。
もちろん学校でも話題にはなったし、まねしている人もいたわ。
それでいじめになったりはしなかったけど、ホモが気持ち悪い感じというイメージを刷り込まれていたかもしれない。それで嫌な思いをしていた人もいたかもしれない。
※あたしは全く嫌な思いをしたことはない。
でも、それって、結局周りも含めて当事者もちゃんとした理解がなかったからなわけでしょ?もっとセクシャルマイノリティとはなんなのかをみんなが理解して、このキャラクターを笑い飛ばせるような世の中にできなければだめよね。
正直、このキャラが出てきたことで、ホモってこういうことなんだ、僕もそうなのかも・・・って思えれば、自分を見つめなおしていけるんじゃないかしら?
でも、その時周りの人間も理解をしていかなきゃいけないけどね。
なんだか珍しくまじめに語っちゃったわ。はずかしー。
保毛尾田保毛男をみんなが笑える世界になることを願って。
シーユー☆
この記事を書いた人
- イケメンウォッチング大好きの妄想男子。クローズドゲイでありながらゲイである自分の生活を謳歌中。
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