セクシャルマイノリティの定義とは

◆セクシャルマイノリティとは

セクシャルマイノリティとは性的少数派を指す言葉です。レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの頭文字を取り、LGBTと呼ばれることもあります。

レズビアンとゲイはそれぞれ同性のみが恋愛対象になる人を指し、バイセクシャルはどちらも恋愛対象と見なします。トランスジェンダーは心と体の性別が一致しない人を指します。

マイノリティの対義語はマジョリティで、多数派を指す言葉になります。また、異性愛者をヘテロセクシャルと呼ぶことがあります。

レズビアンやゲイからすれば自分たちは自分たちの気持ちに沿って行動するだけのノーマルな人間のため、ヘテロセクシャルとノーマルの使い方を混同すると差別的になってしまう事があります。

セクシャリティは性癖や趣味趣向の問題ではなく、例えば右利きと左利きの人がいるように個性として考えられており、不自然と考える方が問題があると認識されるようになっているのです。

なぜセクシャルマイノリティが生まれるかは未解明な部分が多く、先天的な理由や後天的な理由、あるいは両方が重なっている可能性があります。

確実なのはセクシャルマイノリティが存在することであり、それは人間以外でも生まれていると言うことです。クジラやイルカ等比較的知能が高いと言われている動物や、チンパンジーなどの類人猿の中にも同性愛が発生することがわかっています。セクシャルマイノリティは人間のみの特殊な存在ではないのです。

一方で、セクシャルマイノリティだからこそ、苦悩する人もいます。

宗教上の戒律で同性愛が禁じられても、同性愛者として生まれ信仰とのギャップに悩む人もいます。

これは教育や信仰では同性愛が生まれることを防げず、恋愛対象を偽ることはできないと言う証左でもあります。

自分を受け入れ、その上で同世界と向き合っていくかが重要で、自分を否定して問題は解決しないのです。

カラーズ編集部

Colorus Fun[カラーズファン]の記事編集部です。
lgbtに関するニュースや調査など、funなネタをお伝えしていきます。

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