ゲイアナです。
さて、今回は潜入取材の続きです。
前回の記事はこちら>>
カミングアウトと家族
http://npobr.net/column/id1966
このイベントに参加してきました。
第2部では自分がつないでいく家族の話
第3部では自分を産んでくれた家族との話です。
バブリング主催者でもある網谷さんの両親と本人のセッション。
当事者としてはとても興味のある内容です。
網谷さんは大学生時代、両親に自分がセクシャルマイノリティであることをカミングアウトしたそうです。
ただ、その時のお母様の反応に疑問を持ち、悶々とした時代があったそうです。
カミングアウトする側の緊張や覚悟は、皆様もなんとなく想像できるでしょう。
セクシャルマイノリティではない人でも、人には言えないような秘密を誰かに伝えるときは似たような感覚を持つと思います。
しかし、カミングアウトされる側の気持ちというのは、きっとあまり想像できないですよね?そして、実際カミングアウトされた時の相手の反応はきっとさまざまだと思います。
この時のお父様の反応は「知っていたよ」といった感じ、お母様の反応は「そんなことより」という反応だったそうです。
お母様としては、息子の未来を考えた場合に、セクシャリティの事よりも優先すべきと考えることがあったのです。
しかし、息子にとっていま大切なのはセクシャリティに関することで、できればそれを両親にも受け入れてほしいと思って覚悟を持ったカミングアウトだったわけなので、欲しい反応はそうではないということですね。
本当はとても濃い内容のセッションだったのですが、詳細まで書いてよいかどうかわからないので割愛させていただきます。
カミングアウトする・しないというのも自分の人生を左右する大きなイベントです。
カミングアウトされる側は、予期せぬ出来事かもしれませんが、その人生の一大イベントの参加者になってしまいます。
その時の反応によっては、一生の傷を負ってしまうようなこともあるかもしれません。
自分がカミングアウトをされたときに、どんな反応ができるだろうか?と考え直す良い機会になりました。
以上 ゲイアナがお送りいたしました。
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