ゲイアナです。 さて、今日のネタはこちら。
「企業のLGBT対応」課題の1つはトイレにあり?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161113-00000005-rnijugo-soci
要約すると、LGBTは職場のトイレに違和感を感じいている人が多い。
職場や学校、商業施設などに、「だれでもトイレ」の普及が求められているというような内容。
トイレの問題。
トランスジェンダーの方々には深刻な問題のようです。
記事の中にもありますが、オープンリーゲイが全く興味のない男性から意識されるということは実際にあると思います。「お前のなんか見たくないから!」というのが本音ですが、わかってもらえる日はまだまだ遠いと思います。
トランスジェンダーの方々は銭湯等のお風呂でも同じような問題を抱えているようです。
当事者でない私が何を言っても批判の的になるかもしれませんが、せっかくなので持論を展開させていただきたいと思います。
実際問題「だれでもトイレ」なるものが学校や職場に設置されたとして、本人の気持ち的なものは解決に向かうかもしれませんが、マジョリティの方々から見たらどうでしょう?
LGBTへの理解を求めることは必要だと思いますが、LGBTを特別視する対応は、反発を生んでしまう恐れがあるのではないでしょうか?
また、学校などでは「だれでもトイレ」を使うことでいじめの対象になってしまったりという恐れもあります。そういった教育を施せない状況の中で、ハード面ばかり推し進めようとすることが本当に正しいのかは甚だ疑問です。
更に、個人的に言いたいのは、障害をお持ちの方をメインのユーザーとして位置付けている「多目的トイレ」をLGBTの方々に使ってもらおうという考えはどうでしょう?
車椅子の方などが使うことを前提としている多目的トイレの数はまだまだ少ないのが現状です。彼らはそのトイレでしか生理現象を処理することができないのです。
LGBTの方々はどうですか?マジョリティの方々が使うトイレでも処理はできますよね?
多目的トイレを利用した学生などのマナーが問題になっている昨今。
本当に必要な人が必要なときに使えるトイレであって欲しいと願います。
ハード面の対応は必要なことですが、ソフト面の対応を進めていない状況でハードばかりが進むことが本当に良いのか考えさせられてしまうニュースでした。
以上 ゲイアナがお送りいたしました。
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