ゲイアナです。
今回のネタはこちら。
同性カップル17組登録、広がり期待
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170821-00130314-okinawat-oki
要約すると、いわゆる同性パートナーシップ制度が那覇市で交付されて1年、17組の同性カップルの登録があった。LGBTへの偏見や差別のない那覇市を作っていくという那覇市として啓発しているという記事
1年で17組の登録と聞いて、皆さんは少ないと思いますか?多いと思いますか?
当事者の私としては、かなり多い数字だと感じています。
とても失礼かもしれませんが、沖縄という限られた地域の中で、同性パートナーシップ照明を希望するということは、周りに対してもカミングアウトをする覚悟ととれると思います。実際には現地の人ではないのかもしれないですが、両親や祖父母、親戚関係までのつながりが深い地元民にとっては、正直カミングアウトは難しいのではないかと感じていたからです。
パートナーが外国籍だった人がいたというのもいかにも沖縄という感じがしていいですね。同性愛も国境も人種も超えているわけです。
それにしても、運用後になは女性センターに合った問い合わせに憤りを隠せません。
「LGBTが那覇市に集まったら困る」
この問い合わせした人は何を考えてるんでしょうか?
LGBTが集まるとなぜ困るんですか?むしろそういう偏見を持った人が集まった方がもっと困ります。
実際、同じように思っている人は多いのかもしれませんが、接点の全くない人がLGBTであることで、あなたにどんな迷惑が掛かるのでしょうか?
もっと言えば、同性パートナーシップを他人が申請することであなたにどんな弊害があるんですか?
とりあえず新しいことに否定的なことを言いたがる人は多いですが、当事者としては本当に憤る考え方です。
むしろ、LGBTが集まることで人口が増えて(子孫を残さないことを考えると一時的になってしまうかもしれませんが)経済が潤う可能性が高くなりますので、あなたに恩恵があるかもしれません。
そもそも、沖縄はゲイにとって身近なリゾートとして旅行先に選定されやすい場所ですし、明らかにそれを狙ったイベントやビジネスが成り立っています。
そういうことも考えずに、自分の尺度で考えて否定しかできない人はまだまだ日本に沢山いることが目に見えてわかると、本当に悲しくなりますね。
以上 ゲイアナがお送りいたしました。
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