セクシャルマイノリティは現代社会で、一般的に思われている性のあり方に当てはまらない方たちの総称です。性のあり方にはいろいろな側面があり、生物学的にオスかメスであるかに限らず、社会的にどういった性役割があるか、誰とどういった恋愛関係を持つかなどの色々な要素が絡みます。
そして私たちの社会では、性のあり方をめぐる、こうあるべきである、といった規範があり、その中でも強いのはこの社会に男女しかないということである。この規範から外れてる方を狭義でセクシャルマイノリティと呼ぶわけです。
人は誰でも異性を好きになるものと言いますが、誰だってそうでしょといった多数派の方たちの、これまでの社会で刷り込まれた無意識により指示されているわけで、それに乗れない方は、よくないというレッテルを張られてしまいます。
ある方にとって何が自然かは、もう少し丁寧に語る必要があり、半世紀前、白人・黒人の結婚は不自然とされており、自然界で1500種を超える動物において同性間性行為が認められています。
また、LGBTと並んでるアルファベットの初めの3文字は、恋愛対象とする相手の性別に関してのマイノリティを示します。この単語の最後の1文字は自分の性別をどうとらえるかといったマイノリティを表していて、身体の性別、心の性別が一致してなければ性同一障害といったことを思い浮かべるかもしれませんが、これはトランスジェンダー中、医療を必要とする方をさした医学的概念で、外見上の性別を変えるため、性ホルモン、外科手術という医学の力を要することがにあって、こうした名前がついていますが、すべての方がそうではなく、これが疾患であるかは、国際的な議論が起きています。そして、セクシャルマイノリティは人種におけるマイノリティと異なって、見た目で分からないことが多々あって、アンケート調査で統計を取られてます。
自分のことをトランスジェンダーと思うかという質問に、いろいろ数字が出ています。
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