マイノリティは理解よりも共生を求めている

投稿日:2017年9月5日

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こんにちは。

ゲイアナです。

 

今回のネタはこちら。

 

マイノリティは理解よりも共生を求めている

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170906-00187344-toyo-soci&p=1

 

要約すると、日本で騒がれているダイバーシティ(多様性)という考え方は本当に正しいのか?多様性という丸みを帯びた言い方だが、その本質は反差別。マイノリティ側の問題ではなくマジョリティ側が差別をなくさないと本質にはたどり着かない。

しかし、本当に理解が必要なのか?理解ができなくても共生はできる。凝り固まったパターンに当てはめ理解したつもりにならなくても共生できることを考えていこうという記事。

 

とても長い記事でしたが、興味があったので最後まで読みましたが、最初の論調はとても理解できますが、最後のほうはちょっと方向性が好きではない感じでした。

その為、要約はちょっと気持ちが入ってしまっているかもしれません。

 

現在、日本で声高らかに叫ばれているダイバーシティ。

多様性について考えるということですが、この記事にある通り多様性について考えなければいけないのはマイノリティ側でなくマジョリティ側の方々です。

 

ダイバーシティと言えば、そういう考え方も必要だよねと感じる人は多いですが、本当にみんな他人事だと思います。

障害のある方や、LGBTの問題ももちろん女性差別やセクハラ・パワハラの問題をとっても、研修などを受けているときはその通りと理解したつもりになっていても、自分の周りにはいない・ないと思い込んでいて、まったくリアルに考えられていません。

 

多様性に対する理解という意味ではこの記事に賛成です。

本当の意味での理解は、マイノリティの当事者でも難しいと思います。

ましてやマジョリティ側の人が、無理やり理解したところで、それはある意味定型化された情報を記憶しただけで、理解ではないと思います。

 

例えば、男性が女性のことを女性が男性のことを理解できないのと同じように、自分以外(むしろ自分のことすら)理解できないのが人間なので、そこを強制する必要はないのではないかと思います。

 

ただ、この記事では「理解は必要ない」という論調になっていますが、私は少し違います。マジョリティ側の人たちも理解は必要だと思います。

どんな理解が必要かというと、マイノリティの人たちはどのようなことをされるのが嫌なのか?ということです。

 

男女差別やハラスメントの問題と一緒です。

相手はどんなことをされると嫌だと感じるのか?どんなことをしちゃいけないのかを知ることが必要です。

これがわからないと、同じ空間にいるだけで知らず知らずに当事者を傷つけてしまうことがあるのです。

 

マイノリティのすべてを理解する必要はないです。そもそもできないのですから。

でも、ルールを理解することでより気持ち良い環境で共生ができるのではないかと思うのです。

 

記事の最後のほうに心の性がどうという話がありますが、これは人によって考え方がそれぞれなので何とも言えませんが、私はちょっと違う意見でした。

皆さんもこれを読んで考えてみてもらえたらいいんじゃないかなと思います。

 

以上 ゲイアナがお送りいたしました。

この記事を書いた人

ゲイアナ
今話題のニュースをゲイ目線の切り口でお送り致します。

 

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